さいご

2004年6月4日 暗い詩
『さいごにみたのは、あたしとあなたがくるっていくというものがたり』
あなたがかがみのなかにひきこまれてあたしは、はっきょうしているの。
「ああ、かえしてよ。
ねぇ、かがみさん?」
そうしたらあたしまでひきこまれたの。
ずぶずぶと。
こわいよ、こわいよ。
きもちがわるいよ。
たすけてよ。
かがみのむこうにはあなたはいなくて、ただあたしがまっくらやみにのこされただけでした。
『さいごにみたのは、あたしとあなたがくるっていくというものがたり』

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