手を伸ばして
泣きながら
走り抜けた季節
どんなものにも
届かないって
わかってたのに
それでも
手を伸ばしてた
明日になれば
許してくれるかしら
明日になれば
何かに手が届くかしら
そんな
いらない望みを
胸に
抱きしめながら
毎日毎日
眠りに就いていた
泣きながら
走り抜けた季節
いつだったかしら
蝉は鳴いていた?
切なげな朱色だった?
しんしんと雪は降り積もっていた?
花は―
散りゆく花は綺麗だった?
ねぇ
何かに届いたの?
その手は何かに届いたの?
いつだったかしら
別れを告げた季節は
いつだったかしら
全てを失った季節は
貴方を愛して
何かが変わってしまったのかしら
何が狂ってしまったのかしら
泣きながら
走り抜けた季節
どんなものにも
届かないって
わかってたのに
それでも
手を伸ばしてた
明日になれば
許してくれるかしら
明日になれば
何かに手が届くかしら
そんな
いらない望みを
胸に
抱きしめながら
毎日毎日
眠りに就いていた
泣きながら
走り抜けた季節
いつだったかしら
蝉は鳴いていた?
切なげな朱色だった?
しんしんと雪は降り積もっていた?
花は―
散りゆく花は綺麗だった?
ねぇ
何かに届いたの?
その手は何かに届いたの?
いつだったかしら
別れを告げた季節は
いつだったかしら
全てを失った季節は
貴方を愛して
何かが変わってしまったのかしら
何が狂ってしまったのかしら
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