今日書いた文章。

2006年10月12日 日常
いつの日もわたしはあなたのこと(そしてあの人のこと)想っているけどそれはきっと一方通行よね。
やさしすぎる幻想を抱いてたんだ。

(中略)

あのときのよろこびなんて一瞬のものだったでしょう?
いいかげんに目を覚ませばいいのに。
わたしがおもっているほど、あの日は・・・あの日々は美しく、輝かしい、明るいものじゃないんだよ。
揺らぐことのない想いと誇張された過去はやすらかに、あざやかに崩れ去った。

(中略)

夢の中でみた、赤い目の白いへびはもう見えない。
だけどそこで覚えたのはきっと恐怖なんでしょうね。
過去にすがりついて未来(ここで指すそれは、明るいもの)を渇望して、現在を愛さない。
なんていうひとりよがり!
現在は永遠につづくものなのに。

(中略)

好きか嫌いかで聞かれると過去の想いやら鎖やらなんやらできっと「好き」って答えてしまうんだろう。
だけど実際問題、好きなのかどうかすら自分でもわかっていない。
あとからおそってくる恐怖とかまわりからの圧力とか、そんなんに流されてただたんに感情が動かされているだけなのよ。

(中略)

あたたかなあの人の声はまぼろしであって、本当は冷たいものなんだ。
あの人を汚すことはしないけど、わたしの中のあの人を捨てる。
そうしてしまえば、わたしがわたしであることはできなくなるけど、あたらしいわたしをみつけることができる。
今は泣いてもきっとこの先(未来ではなく)笑えるんだろう。
手放したいこの思いはずっとずっと心の中にしまっていた。
かなしみがうまれることなんてまったく知らなかった。
かなしみの理由はわたしの中にあった。

(中略)

いつまでも同化してはいられないんだ。
死ぬほど愛してた過去も覚えてる。
それすら捨てて、わたしはわたしの渦へ。
さよならは言わない。
ただ、あたらしいわたしになるだけよ。

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